日本語とはしくみが違う
日本手話には独自のしくみがあります。日本語の単語を置き換えるだけでは、同じ意味が伝わるとは限りません。単語を練習したら、会話の動画も見てみてください。
手話にも地域や人による違いがあります。この教室では、石川県の公開教材にある表現を入門の一例として紹介します。別の表現に出会ったら、どんな人が、どんな場面で使うのかを確かめよう。
動画で見る4つのポイント
手の形
何本の指が出ている? 手のひらはどちらを向く?
指文字で形を比べる場所
胸、鼻、眉の間。同じような形でも、場所が違うと意味が変わることがあります。
あいさつで位置を見る動き
どこから、どこへ? 片手か両手か。始まりと終わりを続けて見ます。
動きのある単語を見る顔と視線
目、眉、口、首も観察。顔を隠さず、内容に合う表情を実演から学びます。
気持ちの表現を見る画面の右と自分の右は同じ?
動画は相手と向かい合って見ている向きです。「画面で右に見える手=演者の右手」とは限りません。まず主に動く手と、支える手の関係を見ることから始めよう。
利き手は人によって違います。両手を使う単語は、片方だけを入れ替えると関係が変わります。最初は実演と同じ構成で観察し、左利きの使い方は講師にも確かめると安心です。鏡は形の確認に使えますが、相手側の視点とは区別します。
左右・使いやすい手について:秋田市「手話を覚えよう!」
3分だけ練習するなら
- 1分:1つの単語を観察
通常速度で全体を見る。
- 1分:手を動かしてみる
無理のない範囲で、実演に合わせてまねる。
- 1分:いったん、見ずに
動画から視線を外し、意味を思い出して表す。
手の動かし方を詳しく見る
- 1分:1つの単語を観察:通常速度で全体を見る。次にゆっくり、形・場所・動きを分けて見る。
- 1分:手を動かしてみる:無理のない範囲で、実演に合わせてまねる。顔と視線も上げよう。
- 1分:いったん、見ずに:動画から視線を外し、意味を思い出して表す。もう一度実演と比べる。
この「3分」は練習の目安で、習得を保証する時間ではありません。迷ったらひとつ戻る。次の日にも同じ単語を思い出す練習をしてみよう。
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